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2015年07月27日

【演技のブログ相談室】VOL.6 ‐テンポ‐

先日、ある演劇を見に行きました。
まあ、案の定なのですが、俳優が何を言っているのか、さらには「何をやっているのか」わかりません(笑)
これは発音や声量の問題ではなく、意味と速さの問題です。

まずセリフが表現する「意味」が明確ではない。ある種、これは俳優の読解力および表現力に問題があるのかも知れませんが、それを指摘し、改善させるのは演出の役目です。
次にセリフの口調の速さの問題です。
私たちは日常会話においても相手があまりに早口だと意味が理解できません。特に私などは頭が良くないので、ゆっくりと、しかも意味をちゃんと伝えてくれないとさっぱり理解できません。
ましてや演劇やドラマは「初めてその話を聴く(見る)」人がほとんどなのですから、ちゃんと相手(観客)が「この話を理解できるかどうか」を考えながら進めないといけないでしょう。その「観客」の代わりをするのが「演出」です。
ところが厄介なことに演出を含めてその作品に関わる人間は、すでに何度も台本を読んでいて内容がわかっているので「これで相手(観客)もわかるだろう」と思い込みがちなのです。
その結果「テンポ〜テンポ〜」と要求し、俳優は早口になってしまうのです。
こうして演劇の観客はいつも作品に置き去りにされてしまい、最終的に「演劇はつまらない」という恐ろしい事態を招きます。

作品におけるすべての表現責任者は「演出担当」です。

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「テンポの意味を取り違えている」
 
演出はよく「テンポを上げて」というようなオーダーをします。それを聞くと「早口」になる人がいます。
それは単に「巻き」ということであり、本来の「テンポ」ではありません。ましてや朗読やラジオドラマなどでは、原則として音声でしか情景を描写できないので、あまり早口にならないほうがいいでしょう。特に冒頭からしばらくはあまりに早口だと内容が理解されず、観客を置き去りにしかねません。
演技における「テンポ」というのは、「早口」ではなく行動を起こすきっかけの早さ、つまり「速さ」ではなく「早さ(早期)」なのです。
例えば、相手のセリフを聴き終わってから心を動かすのではなく、「聴いている最中に心を動かす」と、自分のセリフや行為が早期に展開され始めるということになり、それこそが「テンポを上げる」ということなのです。
「相手のセリフの意味をよりしっかり聴け」ば、テンポを上げることが可能です。



posted by DNA計画 at 11:15| Comment(0) | 俳優 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月24日

【演技のブログ相談室】VOL.5 ‐表情‐

多くの演技の初心者が言われることのひとつに「表情の変化が乏しい」というのがあります。
その結果、指導の初心者も「表情筋の訓練」をさせたりします(笑)
また別な例として「フェイスリフトアップ」などと銘打って女性を集めて「表情筋」を鍛える講座もあるようです(笑)

確かにかつての「映画に登場する欧米人」は表情による表現力が豊かだったかも知れません。そして、その影響なのか、はたまた演出がアニメの見過ぎなのか、最近の日本のドラマでは、登場人物はキモチ悪いくらい「表情豊か」です(爆)
これを私は「アニメの実写化」と呼んでいます。

誠に傲慢ですが、いずれも「本質」を外しているのではないでしょうか。
中身のない「派手さだけを求めた表現」は空虚で、うるさいだけだと思います。
もちろん、「無表情にやること」が正しいとも思いません。「無表情」や「ボソボソしゃべる」というスタイルでモテている俳優もいますね。しかも「名優」だそうですよ。

まずは「中身」すなわち「こころ」の有無が大事です。
その「こころ」の動いた結果として「表情」の変化は自然に現れるのです。
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「顔で演技をする」
 
 これは「やりかた」に陥っている例です。すなわち、「こんな表情をすればこう見えるだろう」という「表情の作り方」で演技を成立させようとすることです。確かに「表情はその人間の心理の55%を表す」という研究結果もあるくらいです。しかし、内面的行動(サブテキスト)を「表情で説明」してはいけません。

 また逆に「表情筋」を動かすことで「こころ」を動かそうとするのも問題です。
これは、身体のある部分を動かすことによって心を動かそうとすることで、私はそういう身体の動きを「トリガー(銃の引き金)」と呼んでいます。
セリフを言う前に「う」とか「あ」とか「ん」というという短い音が付属するのも「言葉のトリガー」である場合が多いと言えるでしょう。
 「表情」を含めて、身体が動くのも言葉が口をついて出てくるのも「心が動いた結果」なのだと理解しましょう。
posted by DNA計画 at 16:29| Comment(0) | 俳優 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月19日

【演技のブログ相談室】VOL.4 ‐サブテキスト‐

皆さんは演技やその他のレッスンで「表現しろ〜表現しろ〜」と言われ続けているのではないでしょうか?
しかし、そもそも「表現とは何か」がわかっていないと表現のしようもないのですが…(笑)
私は世間で「な〜んとなく言われていること」に明確な意味を持たせようとがんばっています。
そんなわけで私は「【表現】というのは、こころをすこと」と定義しています。
この場合の「こころ」とは単に「感情」ということではありません。
まずは「考え(思考)」ありきです。その「考え」が順調に展開すれば「喜ぶ」かも知れませんし、うまく進まなければ「困る」かも知れません。さらにその「困る」という状態が悪化すると「怒る」とか「悲しむ」という感情を表す動詞に変化することが考えられます。
いずれにしろ「思考」が様々に変化し、その「思考」が明確に表現されていることが重要です。
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「表現の変化が乏しい」

 この問題に対応する時に、多くが「言い方」や「やりかた」に陥るのです。ナレーションなどでもそうですが「(表現が)違う」と言われた時は、表現の本質である「考え方」「感じ方」「価値観」を変化させるとスムーズです。なぜなら「言い方」を変えても、実はそれによる本質的な表現の変化は少ないからです。
 しかし、「考え方」「感じ方」「価値観」をすぐに変化させられないという人は、まずは「メイン動詞(見て、聞いてわかる外面的動詞であり、絶対に実行するべき行動)」と「サブ動詞(表現に膨らみを持たせる外面的動詞で、内面に関わる動詞を特に「サブテキスト」という)」を台本から読みとり、それを明確にすればいいでしょう。特に重要なのは「サブテキスト(心理を表す動詞)」です。
新美南吉「売られていった靴」の冒頭のセリフを用いて説明しましょう。

新美南吉「売られていった靴」(冒頭)
 靴屋(くつや)のこぞう、兵助(へいすけ)が、はじめていっそくの靴(くつ)をつくりました。
 するとひとりの旅人(たびびと)がやってきて、その靴を買いました。
 兵助は、じぶんのつくった靴がはじめて売れたので、うれしくてうれしくてたまりません。
「もしもし、この靴ずみとブラシをあげますから、その靴をだいじにして、かあいがってやってください。」
と、兵助はいいました。

セリフは「もしもし、この靴ずみとブラシをあげますから、その靴をだいじにして、かあいがってやってください。」です。メイン動詞とサブ動詞、およびサブテキストを一覧にしてみました。

売られていった靴(動詞).jpg

 サブ動詞は演じる俳優の個性や解釈、また演出の意図によって変化しますし、複数ある場合は、どのサブ動詞を組み合わせるかによっても最終的な表現は変化します。料理で言えば「材料(メイン動詞)」と「合わせ調味料や付け合わせ(サブ動詞)」の関係です。しかし、それぞれの「動詞」を明確に実行することで「表現」が明確になります。
 以上のことから「表現の変化」というのは「動詞(行動、行為)の変化である」と理解したほうがいいでしょう。その「行動の変化」が明確かつ、素早くなされているのを「演技のキレ(が良い)」と言います。また、動詞(行動)、中でも「サブテキスト(心理的サブ動詞)」が明確かつ的確に展開されているのが「うまい演技」であるということだろうと思います。


posted by DNA計画 at 17:48| Comment(0) | 俳優 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月14日

【演技のブログ相談室】VOL.3 ‐コミュニケーション‐

演技は「人間の行動を描く」ということを通じて、「人間とは何か」を考えることだと思います。
 そして、人間の行動というのは、多くが他者、あるいは外界とのコミュニケーションの上で起こります。
 ところが演技をなさるかたの中にはその「コミュニケーション」を二の次にして、自分だけで「表現方法」を考えようとする人もいます。
 尤も、演技の練習は共演者全員でできる機会がそれほど多くないという事情もあります。つい「自分だけでなんとかしよう」となさるのもわかりますが、セリフは言い方で成立するものではないということを理解なさったほうがいいでしょう。
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「相手役の表現とは関係なく、自分だけで表現および意味を完結させる」

 演技は「決められた段取りを間違えずに実行する」ものではりません。「稽古」も「段取りを固めること」を優先させてはいけないのです。
 ジャズやフュージョンなどの演奏でもそうですが、基本的な楽曲(演技で言えば台本が相当するでしょう)はあるものの、その音楽の流れは演奏者の「アドリブ」で構成されています。共演者の「アドリブ演奏」を「よく聴いて」、それを受けて「自分のアドリブ」を展開させます。これがセッションです。
 ですから極論すれば「セリフは全部アドリブだ」というのが私の考えです。
 ただし、「アドリブ」だからと言って好き勝手にセリフを変えて良いということではありません。「変る」のは事前に何らかの意思や考えが働いて「意図的に変更」するものであり、「変る」のは「その瞬間の心の動きに伴って自然に起こる」ことです。
 ただ、そのことに依って「内容」が変ってしまってはいけません。だからセリフの間違いは共演者皆でチェックしなければなりません。セリフが台本に書かれたものと変わるのは、受け取り方、言いかえれば「こころ」が違っていることが多いのです。

 「自分の演じる役のセリフ表現」を工夫するというのは大切なことですが、「言い方の工夫」は相手役が発する表現(こころを表に現すこと)との整合性がとれないことが多くあるのです。これを「(表現が)かみ合わない」と言います。スポーツなどの団体競技において言えば、「自分のプレーで自分で満足できればいい」という姿勢です。
 例えば自分のセリフにマークをつけている人はその可能性があります。
「マークをつけるな」ということではありませんが、むしろ意識としてマークすべきは他人(共演者、相手役)のセリフです。

では、どうすればいいのかというと、まずは「相手(役)の言葉をしっかり聴く」すなわち「受信」することです。相手の言葉を「受信」して、自分の「役の脳」でその意味を理解(処理)し、それから言葉を発する(送信)するというコミュニケーションの基本システムをしっかり実行なさったら良いと思います。

【対策例】
@明確に「役作り」をする。
A「言う(送信)」より「聴く(受信)」を優先させ、「役の頭で考え、感じること(処理)」を最優先させる。
B展開の予定を立てず、新鮮に反応する。そのために、実演時には「台本の中身を忘れる」ことが大切です。
  ※私は「セリフは覚えるものではない」と言います。


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2015年07月13日

【演技のブログ相談室】VOL.2 ‐想像‐

「想像力」は演技をする上で非常に重要な能力です。
なぜなら「演技」は虚構であり、その虚構にリアリティ(現実感)を与えるのは俳優の想像力だからです。

想像するには根拠や知識、その他の情報のあるほうがいいでしょう。それらはもちろん自分で調べたり、考えたり、他者の話も参考にします。
しかし、なにより「思いを遣る(対象に思いを馳せること)」すなわち「思い遣り」が大事です。
演技力を向上させるには「思いやり」が必要だということですね。
     ※私が言うべきことではありませんが…
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「展開されている状況や環境が明確に想像できていない」
 
あなたの登場する場面はそれぞれどんなところでしょうか。
季節は、時間は、場所は。
暑いのか、寒いのか。
空気の匂いは、食べ物の味は、痛みや疲労の程度は、地面の堅さはどうでしょうか。
はたまた相手役の今の気持ちはどうなのでしょう?

別に季節や場所を、ましてや相手役の気持ちや自分の役の気持ちを「演技で説明しろ」ということではありません。
要は「論理に基づいた想像」あるいは「実感」が演技をリアルにするものだと思うのです。

私事ですが、昔、「人を刺す」という演技をしなければならなかったことがあって、なけなしのお金で肉の塊を買って、それを庖丁で突き刺してみました。しかし、あれはなかなか突き刺せるものではありません。「突き立てる」くらいはできるのですが、「刺す」となると相当な力が必要で、その力を生み出すにはやはり相当な「気持ち」がないとだめだと思いました。

【対策例】
@台本から「場所」や「状況」を具体的に読みとる。
A可能な限りでいいので「本物」「現実」を体感する。無理なら擬似的に体感する(なけなしの肉の塊の例)。
Bネット上でいいので、舞台となる場所の画像や言葉の意味を検索し、調べる。
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私を含めてですが、最近は「思いやり」のない人が増えているように感じます。
先日、地下鉄のエレベーターの前に立ってカゴが下りて来るのを待っていたら、後ろから小走りにやってきたらしい初老の男が体当たりしながら私を押しのけて「上行き」のボタンをカタカタカタと荒々しく押すのです。ちなみに私も地上に出るためその「上行き」のボタンをすでに押していました。

男「これ、上に行くの?え?」と、私に訊きます。
私「ええ、私も上に行きますから」
男「エレベーターの前に立っていられたら(上行きか下行きか)分からんやろ!」
私「………」
男「わし、目が悪いんや! (エレベーターの)前に立たれたら困るんや!」
私「お宅の目が悪いかどうか私にはわかりませんわな? それに私がエレベーターの前に立っているのはお宅にも見えてるんですな?」

やがてエレベーターのドアが開いて、私とその男はカゴに乗りました。
すると男はカゴの中で障害者手帳を出して来ました。私に見せようというわけですね(笑)
エレベーターが地上階に到着したので私がこの男と障害者手帳を無視して外に出たのは言うまでもありません。

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2015年07月12日

【演技のブログ相談室】VOL.1 ‐役作り‐

演技で
「どうやっていいかわからない
「どこが問題なのかわからない
ということはありませんか?

演出は勝手なことを、しかも意味不明な言葉で言いますしね?

演出違うんだよね〜
俳優「どこがどう違いますか(と、尋ねる人も少ないでしょうけれど)
演出「…まあ、考えてみて?」(チャン、チャン! おい〜俳優任せかい〜

あのね?
演出担当で「あそこがああだからダメなんです。なぜかと言うと…」というように、問題点と理由をちゃんと説明できる人はそれほど多くいません!!
ほとんどがパワハラレベルで終わっている演出(指導者)が多いのが現実でしょう。
なぜなら「演技をちゃんと勉強した演出担当」などほとんどいないからです(笑)
そうなると、俳優のほうが賢くならないとどうしようもありません。

そこで、何かの参考になればと思って、アドバイスを考えてみました。
そして、課題ごとに解説をしてみようというわけです。
ただ、これらの課題は単独で見られることもありますが、実は多くがリンクしているものだと思います。
どれかひとつをやれば解決するものだとは言えないかも知れないので、その点、注意してください。

さて、標題の【演技のブログ相談室】の第1回は「役作り」についてです。
タイトルは演出からの「ダメ出し」だとご理解ください。
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「役作りが甘い」

 皆さんは今までの人生を経て、自分なりの物の考え方、感じ方、そして大切にしていること(価値観)を作って来られました。だから日頃から「自分なりの意見や思い」が言葉や行動となって出力されているはずです。
 つまりとりもなおさず人間は「自分という役」を演じているのです。
「役の人物」も同様です。
まずはそこの部分を明確に把握なさったらいかがでしょうか。
どんな考え方なのか、
なにをどう感じるのか、
大切にしているものは何か、
これらは基本的には台本から読みとりますが、台本に全てが書かれているわけではないので、足りないところは想像をふくらませないといけません。
それも、できるだけ「根拠のある想像」が必要です。
 どんな人生を送ってきたのか、どんな体験があったのか、現在どんな問題に直面しているのかをできるだけ具体的に想像します。
 演技は「役の人間のこころを語る」ことが重要です。

【対策例】
@台本からその人間の考え方、感じ方、価値観を読みとる。
書かれていない部分は根拠ある想像で補う。
A史実や事実を調べる。
B「役の履歴書」を作成してみる。

※「役の履歴書」というのは台本を読んで、自分の演じる役の「これまでの人生」を振り返る作業です。役が歴史上の人物であればそれなりの史実もあるでしょうから、それも書き込みます。
フィクションの登場人物ならば「履歴書」もフィクションでいいので書きます。このときももちろん「根拠のある想像」で書いてくださいね。
できれば市販の履歴書を用います(笑)

これから様々に「演技でのお困りごと」をアップしてまいりますので、お楽しみに〜!
posted by DNA計画 at 01:14| Comment(0) | 俳優 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月10日

パソコンで高音質録音…できるかも…知れない…機材単体…

いつも「パソコンで高音質録音する」というシリーズ記事をご検索くださりありがとうございます。

いままでご紹介してきた機材の中には「もう売っていない」とか「在庫が無い」とかの理由で購入いただけない場合があるようです。
高音質録音するのに必要な機材が1セットになっているものもご紹介しました。それは1万円前後で購入できるものですが、先述しましたようにその「セット機材」が入手できないという状況もあろうかと思いますので、2015年7月段階で、同程度の予算で購入できる「単体機材」をまとめてみましたので、参考にしてくだされば幸いです。
下記、PDFを開けてください。(ヘンなところに誘導しませんのでご安心をwww)

PC録音用機材セット.pdf

いずれもDNA計画が機材を購入しているSOUNDHOUSEで購入できます。
どれもそれほど高価なものではありませんが、これらがあれば「高音質録音」が望めると思います。
自宅で「いい音でナレーションを録音したい」というかたには便利ではないでしょうか?

ただ、不安なのはミキサーです。
この資料のミキサーは直接USBに接続できる、「オーディオキャプチャー内蔵型」です。大変便利なものですが、気がかりなのはその「内蔵オーディオキャプチャー」が故障したときのことです。
その場合は、このミキサーを単なるアナログミキサーとして扱い、別に外付けのオーディオキャプチャーを改めて購入しないといけなくなるでしょう。
まあ、その外付け機材も¥4,000−程度で購入できるので、例えミキサーが故障したとしてもそれほど大きな出費ではないかと思います。

以上、ご参考まで。
posted by DNA計画 at 02:08| Comment(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月05日

某タレント養成所でナレーションのレッスン PART4

本日は某タレント(声優)養成所に出稽古に行ってまいりました。
このレッスンは来月も1回予定されており、全2回にわたって指導します。

20名ほどの受講者がいらっしゃり、まずはアナウンスの練習です。
初見でしたし、表現の必要がないものですから却って読みにくかったと思いますが、多くの受講生が比較的きれいに読めました。
ただ、アナウンス原稿というやつはその人の発声上の問題などを浮き彫りにしてくれます。
そういう意味では教材としていいかも知れません。

今日のレッスンで見受けた問題点は下記の通りです。まあ、どこでやっても同じようなものですが…

❶ブレスポイント直後のキーが低くなって出る。
❷長音の部分の長さが確保できていない。
❸(横隔膜を)プッシュアップしている。
❹ア母音が大きい。
❺口腔内容積が小さい。
❻敬体語尾の「す」が弱い。
❼舌先の位置が前過ぎる。
❽共鳴が一定していない。

それぞれ解説をしてみます。

❶は「調子読み」が原因です。「読む」意識が強いと、こうなります。「話す」意識になればこのようなヘンな「調子読み」にはなりません。

❷はよくある例です。「代表」が「だいひょ」に聞こえたり、「ホール」が「ほる」に聞こえたり、「高校」が「こーこ」に聞こえたりというやつです。たとえば「代表」なら「だいひょう」の「う」を発音するつもりで音を伸ばせば丁度良い長音になりますので、それを体に覚えさせると良いでしょう。

❸は「腹式呼吸」と「横隔膜発声」を混同した指導の結果です。専門学校の☆§◆¶*#%は○÷▼Γ◆ですね〜。

❹これも◆◆学校などでいつも◆◆と◆く◆◆◆◆を◆◆◆◆◆◆◆なので…しょうがないですね〜

❺これは舌や軟口蓋の機能的関連を説明して、具体的に体験させないとわかりません。SMGでそんなことを説明できるKSがいれば幸いですが、たぶん…

❻これも多く見られる例ですが、これはS子音の発声システムを教えるのと同時に、やはり録音して自覚してもらわないとなかなか会得できません。思ったより「す」は強く出さないといけないので

❼これは骨格的な問題(生まれつき)と、機能の問題があります。いずれも「少しだけ舌を奥に引くつもり」になると改善されます。ちなみにやはり宣文岳公や要生書には「あなたは舌が長いのよね」という格子がいますが、そういう例はほとんどありませんのでご安心を。

❽これは個別の問題ですね。母音によって口腔内容積が大きく変化する人もいれば、口角を動かし過ぎてそうなっている人もいます。小さな声で原稿を読めば共鳴は一定になるのがわかるでしょう。

以上❶〜❽については解説をして、改善策を提示しました。

次回は「表現」を中心に「RCM原稿」で遊んでもらうことにします。
posted by DNA計画 at 17:24| Comment(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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