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2014年02月14日

俳優(声優)・ナレーター初心者コツ講座「難読語対策」2

世の中にはむちゃくちゃ発音のいい人がいます。
まあ、プロの俳優さんやナレーターさんなどでは当然かも知れませんが、私はいまいち発音が良くないのです。え? 「そんなこと胸を張って言うな」…おっしゃる通りです(笑)
いやいや、プロのナレーターさんでも、「難読語」というのはあるんです。
もちろん事前に原稿を読んで練習はしていても、不思議なことにスタジオで録音が始まったとたんに「あれ? あれれ? 言えないゾ!」という事態に直面することがあります。

昔、東京にナレーションの仕事をしに行ったとき、もちろん新幹線の中でも練習をして、まあ、さほど発音しにくい言葉はなかったので安心していました。
さて、東京のスタジオについて収録が始まると…
原稿中の「身体(からだ)」という言葉で突然呂律(ろれつ)が回らなくなったではありませんか?!
か…くゎ…かるぁだ…あれ? …かろ…だ…あれ?あれ?
別に病気ではないようですが、発音できないのです。焦りました…。
そこで私は「身体」という文字をペンで消して「空田(からだ)」と書き替えました。
つまり自分の意識を「空田という苗字」という意識に変えたのです。
お陰でその後はスムーズに読むことができました。

別に宗教の話ではありませんが、私たち人間は「意識で身体をコントロール」しています。
意識を変えれば行動が変化するということですね。
演技で言えば「こころが動けば身体が動く」ということであり、その逆である「身体の動きから意識を変える」ということもできます。前者が言わば「リアリズム演技」であり、後者が古典演劇などの「スタイル演技」にあてはまります。

さて、「意識を変えることで難読語を発音しやすくする」という方法はほかにもあります。
たとえば多く原稿にカタカナで書かれている外国語(外国人名)などは、例えば英語表記にするという方法もあります。スペルなんか間違っていてもいいので書き変えます。
逆にローマ字で書かれていたらカタカナやひらがなに書き替える、あるいは漢字にしてしまうという方法もあります。

DNA計画のあるタレントがサンプルボイスの収録時、「それなら」という言葉の発音に難がありました。
そこで私は「それ奈良」に書き変えなさいと指示しましたらうまく発音できました。ちなみにこのタレントは「外郎売」はうまかった(笑)

もちろん日常的に発音訓練をするというのは初心者の皆さんはもちろんベテランでも必要でしょう。
ただ、突然発音しにくくなったというような非常事態では緊急避難的に「書き替えることで意識を変える」ことでクリアできることがあります。
ラベル:発音 困難 難読 対処
posted by DNA計画 at 17:24| Comment(0) | レッスン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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