
あ〜、ああ〜〜〜〜、この2ヶ月間、しんどかったぁ〜〜〜!!!!

私がいままで受注した仕事の中でも相当にハードな仕事でした。
「ある本を1冊全部朗読してくれ」
という仕事です。
朗読するのはもちろん私ですが、録音、編集、完パケ、CD化も全部やらないといけないのです。
本のページ数は300ページ以上。1ページを音読するだけで3分くらいかかりますので、淀みなく素読みするだけで、900分=15時間かかります!!

もちろん録音したものをモニターすると読み間違いやアクセントのミス、ノイズなどもありますので、その場合は録り直し(リテイク)をしなければいけません。

それら編集作業だけで120時間くらいかかりました。特にノイズカットするのに相当手間取りましたし、PC操作で肩もパンパンになりました(涙)
これ…スタジオを使って、エンジニアも使って…さまざまな経費を算入して…とやったらいくらくらいかかるのでしょう?
え〜と……
ざっと計算して…
150〜200万くらいかかりそうです(笑)

え?
私のギャラ?
それは言わぬが華ということで(笑)
でも、大変な仕事をひとまず完了できたことでホッとしています

俳優の仕事でも本当に大変な仕事が舞い込むことがあります。いつかお話ししましょう。
ナレーターの仕事でも様々な山を越えて(本当は越えられてないかも?)きました(笑)
これから俳優(声優)やナレーターを目指す皆さんにもきっとそんな大きな山が現れることでしょう。
でも、先輩の多くはそれを乗り越えて来たのだということを心の片隅で知っておいてください。
現場では辛いこと、しんどいこと、やりきれないこと、悲しいこと、腹立たしいことがあると思います。
でも、なんとかそのときの全力で乗り越えましょう!
