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2014年08月02日

自己PR

7月23日の記事「オーディションでのスルメ人間あるいはうどん、そして…タマゴォ?ォ?ォ?」でもオーディションについて書きましたが、また思いついたので続編です。

私は専門学校で長く演技などを教えておりましたので、学生の研修として「模擬オーディション」などに立会い、そこでいろいろ意見を申しあげましたし、DNA計画の人間として実際のオーディションも実施しました。
その中で、よく学生の皆さんが「自己PR(もしくは自己アピール)」として口にされるのは下記のようなものです。(スルメ、うどん、タマゴなどの「たとえ系」を除く)

【技術・実践系アピール】
●外郎売を完璧に覚えました。(有名小説を1冊全部暗唱できるほうがいいんじゃないか?)
●巻きナレーションが得意です。(早口な奴なんてゴマンといます)
●体力をつけるために寝る前には必ず腹筋(運動)を○○回やっています。(ジョギングのほうがいいんじゃない?)

【内面的アピール】
●私は、こうと決めたら最後までやりぬく人間です。(じゃあ、なんで遅刻や欠席が多いの?)
●私は優しい人間です。(「優しさ」とは何? 定義できますか?)
●人の笑顔を見るのが好きです。(じゃ、いっそ「お笑い系」を目指したら?)
●感動を与える声優になりたいです。(声優の仕事は共同作業。あなたひとりで感動なんてさせられないよ)
●人間観察が趣味です。(そこからどうするの? 観察して終わりかい?)

【演技系アピール】
●ず〜っと、こわばったニコニコ顔をキープしている。(自分に嘘をついたらイカン)
●不機嫌な表情をずっとキープしている。(それもアピール戦略のひとつ?)

以上、思いだしたものだけを挙げてみました。
まず「技術・実践系アピール」について私見を述べます。

そもそも専門学校の多く、タレント養成所の多くで「外郎売」は覚えるように指導されているでしょうから、これはほとんど意味のないアピールです。誰でもやっているということですね。DNA計画ではしませんが…(笑)
それなら「私は夏目漱石の【坊っちゃん】を全部暗唱できます」とかのほうが審査員を驚かせることができるでしょう(笑)
また、「巻きナレーション」も若い声優やナレーターなら誰でもできるはずですし、最低限の技術ですからアピール度はそれほど高くないでしょう。しかも、「得意だ」という人に限って実際にその場で初見の原稿を読ませたらカミカミなことが多い(笑)
全くの逆効果です。(ただし、審査員を失笑させることはできます)
腹筋運動をやっているとかバク転ができるとか、身体能力の高さをアピールする人もいますが、普通、専門学校での授業(ダンスその他)をちゃんと受けていたらそれなりの体力はつくはずですから、これもあまり意味はないし、そもそも「腹筋」がなんの役に立つのか明確にわかっていないでしょう?

次は「内面的アピール」についてですが、「こうと決めたら」という発言は多いですねぇ!
おそらく「責任感の強さ」を言いたいのでしょうけれど、実際「専門学校で勉強すると決めた」はずなのに遅刻や欠席が多いのはなぜなのでしょう? ウソはいけませんね。
「優しい」と自分を評価するのはいかがなもんでしょう?
それは「他人からの評価」ですし、そもそも「優しさ」とは何であるかの定義が明確でないといけません。
「笑顔」「感動」も最近は多く聞かれます。「笑わせるのがスキ」だったら理解できるので、もしそうなら審査員を笑わせたらアピールになると思います。私を笑わせるのはムズカシイですよっ! 「笑う」のも感動のひとつなので笑わせられたら「笑顔」と「感動」の両方をいっぺんにアピールできます。
「人間観察」は演技の先生からよく言われることなので、それを趣味になさっているということをおっしゃっているのかも知れませんが、その「人間観察」が演技とどうつながっているのかを説明できないといけません。

「演技系アピール」というのは「オーディションを受ける態度」のことです。
専門学校のある卒業生から聞いた話ですが、先生からは「人と違うところをアピールすることが大事。それが個性的ということ」「アピールして目立たないとダメ」と習うことがあるようです。その結果、「人と違うことをやろう」「違うことをやって目立とう」としてしまいがちなのです。しかし、それは「作為的」な「個性の創作」に過ぎません。しかも「ワル目立ち」にしかなりません。
人間はそれぞれが皆違うものです。わざわざ「違うところ」を見せようとしなくてもいいのです。
見た目も声も表現も、あなたは他人とは違いますよね?
それがあなたの「個性」でしょう?
無理にニコニコしている必要もありませんし、わざと横柄な態度をとる必要もありません。
わざわざヘタな演技をするのはやめましょう。

自己PRというのは、簡単に言えば「自己紹介」です。
「技術・実践系アピール」をするなら、その学校にいる間に「できたかどうか」ではなく、何をどんなふうにどれだけ勉強したか。なぜそれを一所懸命に勉強したかをお話しになればいいでしょう。そして、その結果は実際の実技オーディションで確認されます。
え?
何も勉強した記憶がない?
そりゃ、シツレーしました!

「内面的アピール」ではきれいごとではなく、自分の正直な考えや希望をお話しになればいいと思います。
え?
正直に言うと「私は怠け者で」「売れて金がほしい」?
普通、多くの人が怠け者なのにカネだけはほしがりますからよろしいやん!

例にある「演技系アピール」についてはやめたほうがいいと思います。実際の「演技」については、これも実技オーディションで披露できますので、そこで目いっぱいやってください。
え?
演技の勉強をしていない?
ええ加減にあきらめなはれ…。




posted by DNA計画 at 16:39| Comment(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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