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2014年08月07日

俳優(声優)・ナレーター初心者コツ講座「サンプルボイス原稿」余談【説明的セリフ】

昔、ある大阪弁の芝居に出たときのセリフです。朝はどこのお家でもバタバタとするものですが、その1シーン。
朝食を済ませた父親が新聞を手にトイレに行こうとしますが、中学生の娘が先に使っているようです。なかなか出て来ない…。やがて娘が出て来て、学校に行こうとします。
すると父親が「お先に、くらい言えんのか?」と娘をなじります。それに口答えする娘のセリフ。

「朝の忙しいときに人の迷惑も考えんと新聞持ってトイレに入ってねばられたらこっちは遅刻してしまうがな!」

いかがでしょうか?
「長く」ないですか?(笑)

「朝の忙しいとき」→朝の忙しさを説明
「人の迷惑も考えんと」→父親の性格を説明
「新聞持ってトイレに入って」→多くの世間の父親の類型的行動を説明
「ねばられたら」→やはり父親の行為を説明すると同時に時間がかかることを説明
「遅刻してしまう」→日常的に父親の行為のせいで迷惑している自分を説明

そうです。すべて「説明」だから長く感じるのです。
稽古場にいる俳優たちの多くが「なんか変だな」と感じていましたが、その理由(説明的であるから)は思いつきませんでした。
さすがに演出も問題を感じたのでしょう。その娘役の俳優にダメ出しをしました。

「もっと速く言え(巻きでしゃべれ)」

噴飯ものです。
娘役の女優さんは一所懸命「巻き」でセリフを言いましたが、演出はなかなかOKを出しません。
「もっと速く、もっと速く!」と要求していました。

「単に説明を目的としたセリフ」と「説明的(説明みたいな)セリフ」とは違います。
前者はラジオドラマ(ボイスドラマ)などでもよくあることなので、その場合は「ナレーション」という形で処理をします。
もしセリフで処理をしなければならないのでしたら、一人のセリフで説明するのではなく、やはり会話によって処理しないといけないでしょう。それも「自然な対話」によって成立させなければなりません。

サンプルボイスの場合はどうしても自分ひとりでセリフをしゃべることになりますので、「対話」ができず、多くがモノローグ(心の声)になりがちです。相手のセリフが具体的になくても成立するような「対話」を心がけられたら「説明的」にならずに済むかも知れません。

●電話での会話
●メールでの対話(これだと相手の文面を少し読むくらいなら説明的にならないかも…)
●道案内している
●講演など(会議での発表者役、教師、患者に説明する医師、赤ちゃんや人形・動物に話しかける、など)でわざわざ相手のセリフがなくても成立するもの
●自分の書いた手紙をセリフとして表現する

以上のような状況もサンプルボイスの「セリフ」として使えそうです。
お役に立てば幸いです。



posted by DNA計画 at 14:49| Comment(0) | サンプルボイスについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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