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2015年03月18日

2015年無料体験講座「ラジオドラマ」開講のご報告

ラジオドラマは演出するのも録音するのも編集するのも、そして演技するのもむずかしい!!!

聴き手がどのようにちゃんと内容を理解し想像してくれるかを演出は十分考慮しないといけません。
大きな声の表現もあればモノローグのように小さな、ささやきのような表現でもちゃんと録音して音量レベルを最良にしなければなりません。
余計な音が録音されていないか、効果音はどこに、どのような音でどれくらいの音量でつけるかという編集。
そして、演技で使えるのは音声しかありません。

今回の「ラジオドラマ」体験講座では、発音やアクセントよりも演技に主眼をおいてもらおうと考えていました。
同時に、マイクワーク(マイクと口との距離をどのように変化させるかなど)や、マイクシェア(誰がどのマイクをどのタイミングで使うか)なども体験していただきました。
皆さん、一所懸命にいろいろとトライしてくださり、面白い録音ができたと思いますが、やはり「音声のみでドラマを作る」ということは奥が深く、相当な演技力が必要とされますね。
それも「声で演技表現する」というむずかしい課題です。
演技の基本は「役の思い」であると考えますが、ラジオドラマの場合はそこに「音声表現技術」も必要でしょう。発音があまりに悪いのはいけないかも知れませんが、だからと言って発音が明瞭であるとか、アクセントが正確だというのでもラジオドラマでいい演技ができるとは限りません。

昨今のラジオドラマについては演技も演出も、さらには録音を始めとして、効果音やBGMについても私は「はたしてこれでいいのか?」という疑問を持ってしまうことが多いのです。
脚本については「到底これではラジオドラマにはならないな」というものも大手を振って放送されています(笑)

俳優だからラジオ「ドラマ」で表現できると考えるのは早計でしょう。
ただ、「セリフを言えればいい」というものではないと思うんですがねぇ…。
また、発音がいいとか声がいいとか、ひどい場合は「売れっ子だから」というような理由でキャスティングするのもいかがなものでしょうか?

私もまだまだ勉強しないといけません。
録音したファイルは、今日の受講生の皆さんに聴いていただき、また参考にしていただくことにしましょう。

昔々、私の弟子がやはりレッスンでのラジオドラマで、すごくいい演技をしてくれたことがありました。
若い母親の役で、あどけないわが子をこの世に残したまま死んでいく場面です。
夫は彼女の手を握っているという設定です。(もちろん俳優は実際には握っていません)
ところが、私の弟子は「演技しているとき、まるで本当に手を握られている感覚があったし、手のぬくもりまで感じた」と言いました(驚)

演技とは…
これ、なのです。

次回は3月24日(火)、無料体験講座の最終回「アテレコ(吹き替え)」を開講します。
まだ受講枠に空きがありますので宜しければメールフォーマットでご応募ください。
(岩鶴恒義)
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なにやらわかったようなことを言っておりますが(笑)
でも、今年の無料体験講座もいよいよ最終回のようですからご都合のつく方はぜひ受講してやってください!
posted by DNA計画 at 08:18| Comment(0) | レッスン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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