3分程度の外国のドキュメンタリー番組の吹き替えを体験していただきました

いわゆる完全な「吹き替え」ではなくオーバーボイス、つまり原語が聴こえ始めてからその原語が少しバックに聴こえる状態で日本語訳のセリフを乗せるという形式にしました。
台本にはタイムキャラクターを記入していますので、それでしゃべり始めのタイミングはわかるようにしました。
ただ、ある種のコツと言いますか、つい忘れがちなことなのですが、「しゃべり始め」はタイムキャラクターでわかりますが、「しゃべり終わり」は明確に表示されていないことが多いので、リハーサルで映像を見たときにちゃんと「しゃべり終わり」のタイミングをチェック(台本に書きこむ)しておくといいでしょう。
それでもアテレコ(吹き替え)というのは「タイミング」を外すとほとんどどうしようもないものです(笑)
「うぇっ!



相当な集中力と思い切りと、そして事前の練習が必要ですね。さらには本番でコメントが変更されるのでそれへの対応力と、発音やアクセントなどの日常的訓練が物を言います。そして何よりも「演技」力です(笑)
これも「コツ」に近いことですが、映像に現れた人物と「同じ顔になろう」とすることで表現の手助けになります。
録音前に3回ほど通しで映像を見ていただき、タイミングや登場人物の表現を確認してもらい実際にアテレコをしてもらいました。いちおう全員にすべての役を担当してもらいました。
皆さん当てるのに四苦八苦なさったようですが、まあこれも「体験」です(笑)
今回の映像は収録した機材の都合上、受講生の皆さんにお送りできないので、収録する毎にモニターしていただきました。
さて、3月毎週4回にわたって開催した無料体験講座もこれで打ち上げです。
受講してくださった皆さんに心からお礼申し上げます。
4月からは今回の体験講座のような「ボイス系」講座と「演技」系講座の2講座を開講したいと考えております。

詳細は後日、「梯雲演戯ワークスタジオ」のHPおよび、このブログ(梯雲演戯ワークスタジオ塾長日記)でもお伝えいたします。
今回体験受講してくださったかたはもちろん、多くの皆さんのご参加をお待ち申し上げます。
ありがとうございました!!

(岩鶴恒義)
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どうやら多くの体験受講生の皆さんのお陰で、無事「体験講座」を打ち上げたようです。
4月からの本講座にも多くの受講生が集まってくださることを心から祈っております。
岩鶴はそれなりに理論を持って説明しますので、きっと参考になることと思います。
まあ、大したことはないけど!(笑)
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