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2015年07月24日

【演技のブログ相談室】VOL.5 ‐表情‐

多くの演技の初心者が言われることのひとつに「表情の変化が乏しい」というのがあります。
その結果、指導の初心者も「表情筋の訓練」をさせたりします(笑)
また別な例として「フェイスリフトアップ」などと銘打って女性を集めて「表情筋」を鍛える講座もあるようです(笑)

確かにかつての「映画に登場する欧米人」は表情による表現力が豊かだったかも知れません。そして、その影響なのか、はたまた演出がアニメの見過ぎなのか、最近の日本のドラマでは、登場人物はキモチ悪いくらい「表情豊か」です(爆)
これを私は「アニメの実写化」と呼んでいます。

誠に傲慢ですが、いずれも「本質」を外しているのではないでしょうか。
中身のない「派手さだけを求めた表現」は空虚で、うるさいだけだと思います。
もちろん、「無表情にやること」が正しいとも思いません。「無表情」や「ボソボソしゃべる」というスタイルでモテている俳優もいますね。しかも「名優」だそうですよ。

まずは「中身」すなわち「こころ」の有無が大事です。
その「こころ」の動いた結果として「表情」の変化は自然に現れるのです。
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「顔で演技をする」
 
 これは「やりかた」に陥っている例です。すなわち、「こんな表情をすればこう見えるだろう」という「表情の作り方」で演技を成立させようとすることです。確かに「表情はその人間の心理の55%を表す」という研究結果もあるくらいです。しかし、内面的行動(サブテキスト)を「表情で説明」してはいけません。

 また逆に「表情筋」を動かすことで「こころ」を動かそうとするのも問題です。
これは、身体のある部分を動かすことによって心を動かそうとすることで、私はそういう身体の動きを「トリガー(銃の引き金)」と呼んでいます。
セリフを言う前に「う」とか「あ」とか「ん」というという短い音が付属するのも「言葉のトリガー」である場合が多いと言えるでしょう。
 「表情」を含めて、身体が動くのも言葉が口をついて出てくるのも「心が動いた結果」なのだと理解しましょう。
posted by DNA計画 at 16:29| Comment(0) | 俳優 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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